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怖い話を集めるブログ

怖い、不思議、謎な話をネット上から拾ってきます。

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目の無い女

もう12年前の話なんだが、家の近くにある山でうずくまってる女を見たんだ
その時はまたかって思った(不可思議なことはよく体験する)
ただいつもと違うのはうずくまってた女が夢に出てきたこと

その女は夢の中でもやっぱりうずくまってるんだ
わかったのは泣きながら何かを呟いていることだけ
あぁあの時見たのが夢に出てきたのかぐらいに思っていたんだよ

それからは毎晩同じ夢を見るようになったんだけど気にしなかった
ただ気づいた時には夢は同じじゃなかった。近づいて来てるんだ
俺じゃなく、女がね


198: 189:2012/05/11(金) 21:52:16.53 ID:Hx/G8jU6O
近づいたことによって女が呟いている言葉が少しずつ聞き取れた。
「...ない....えない..見えない」ってね
言葉が聞き取れたことで初めて女の顔を覗き込んだ。
そこにあったのは目の無い女
くり抜かれたかのようにすっぽりと無いんだよ

女は俺に顔を向けて見ているんだ、眼球のないまま
俺はびっくりして飛び起きた。真夏で暑がりの俺はエアコンつけてたのに
汗がびっしょりだった

それからの夢は女が俺の前に立ったまま俺を見ているだけ
ただその夢もずっと同じじゃなかった、笑いだしたんだ女が、ニヤっとね
そしてまた何か呟きだしたんだ、そして出た言葉は
「見える、見えた」


201: 本当にあった怖い名無し:2012/05/11(金) 22:09:04.01 ID:Hx/G8jU6O
そんな夢が続いたある日、異変に気づいた
視力が極端に落ちはじめたんだ
当時、自動車学校を卒業した俺は免許センターで眼鏡が必要だと言われて驚いた
確か視力は2.0だったのに0.3まで低下していた

最初は夢との関係なんて無いと思ってたが、さすがに目の無い女が夢で言った「見えた」
俺の視力の低下は関係ないとは思わずにいられなかった
そこで以前、実家での不可思議な現象をみていただいた知り合いの婆ちゃんに相談することにした

知り合いの婆ちゃんは所謂霊能者なんだ
しかもお金は一切貰わずないることが信用出来る(今でもメディアにでる奴は信用出来ない)と思っていたんだ
婆ちゃんの家に行ったらまず最初に言われたのは
「また厄介なのを連れてきたね」だった


204: 189:2012/05/11(金) 22:24:12.11 ID:Hx/G8jU6O
婆ちゃんは俺を心配させない為なのかにこやかに笑った
「すぐに消えるから心配しなくていいよ」とうちの墓がある寺に連れていかれた。
住職は婆ちゃんから話があったのだと思うが「早速始めよう」と本堂に連れていかれた

本堂で婆ちゃんが「なにもせずに目をつぶってなさい」と告げ肩を抱いてくれ住職が念仏を唱えていた
しばらくすると本堂の空気が重くなってきた、あきらかに重いんだ
そして本堂の畳みをズルッズルッと足音が聞こえた

周りを回りながら様子を伺っているのか目をつぶっている俺にはわからない
わかるのは明らかに重い空気と女の足音のみ
婆ちゃんが「もうすぐだからね辛抱しな」の言葉が救いだった


207: 189:2012/05/11(金) 22:38:20.47 ID:Hx/G8jU6O
そして俺の肩を抱く婆ちゃんの力が強くなったと同時にうめき声が聞こえた。
「ぐぅっ..うぅっ」ってね
そして最後に耳元で「あと少しだったのに」と聞こえた。
そして婆ちゃんの力が抜け住職の念仏も終わった

婆ちゃんが「よう我慢したな」と優しい笑顔で言ってくれた
婆ちゃんが言うには女は目をくり抜かれ殺されたんだろうと
そしてあんたの目を奪おうとしたんだねと
でも恨んだらダメ、すべて人がやった結果だからと

今でも婆ちゃんの言葉は心に残っている。
死んだ人間の恨みを産むのは人間だということをね
俺の話はこんなところです。

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首を絞めてくる彼女

友達に聞いたはなし

友達が彼女とホテルに泊まって寝ていたとき、友達は妙な息苦しさでうなされていた。
友達があまりの息ぐるしさに目を開けると、目の前にあったのは
真顔で首を絞めてくる彼女だった。

『ええ!?なんで!?』
と友達はパニくったらしが、彼女はあいかわらず真顔のまま首を絞めてくる。

その力は尋常ではなく、抵抗もまるできかない。
もう、無理、しぬ!!てか、なんで・・?
と友達が思った時、ハッと目が覚めた。

どうやら、夢だったらしい。
悪い夢で汗ぐっしょりで、気持ち悪かったが、友達は夢だったのかとほっとした。
でも、やっぱり怖かったから彼女を起こそうと隣に寝ている彼女のほうに顔を向けると、
目を限界まで見開き、歯をギリギリ言わせている彼女がじっと友達を睨んでいたらしい。

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窓の隙間

運動のために、帰り道は2駅前で降りて歩いてる。
いつもと同じ道は芸がないなーって、ちょくちょく道を変えてるんだが、
先日通った道は古い市営住宅とかが立ち並ぶ道だった

住宅のドアを見ながら、
「あー、灯り点いてない部屋もあるなー。やっぱりこんな古いの中々入らないのかなー」って
眺めながら歩いてたら、俺と同じ目線の高さに、しっかり点いてる灯りが見えた。
台所にある下側が蝶つがいになってる窓があいてる。
なんていうのかな、全部開かなくて、45度くらいまでしか開かない窓、って言えば分かるのかな?

ふーん、料理でもしてるのかなって眺めながら通り過ぎようとしたら、
その窓の隙間からすっげえ笑顔でこっちを見てる

ヨコハマタイヤの看板みたいな、無機質な笑顔
「うお、見てるのがバレた。いけないいけない」って思って目を逸らしたが、
よく考えたら、中途半端に開くその手の窓から人の顔が見えるわけがない。天井に顔がないと見えないレベル。

「えっ?」って気付いて振り返ったら、ヨコハマタイヤがニヤニヤしながら口を高速で動かしてた
ダッシュで家まで帰ったわ

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京成線沿線の不気味な話

もう7~8年程前になるが、当時俺は京成線沿線の住人だった。
住んでいたのは、某干潟のすぐそば。
そのときに体験した、不思議で不気味な話。

その日は職場の飲み会で遅くなり、終電で帰路についた。
最寄り駅から自宅まではチャリ。いつもの通勤路は干潟の遊歩道。
当然その日も、いつも通りの道で自宅へ向かっていた。

その遊歩道の途中、ちょうど小学校の向かいに休憩所(ベンチ)があるのだが、
結構いい気分だった俺は、酔い醒ましがてらそこで煙草休憩をとった。


595: 本当にあった怖い名無し:2009/04/19(日) 02:46:21 ID:JcbpW4jUO
時期は晩夏。
とはいえ、昼間は真夏と変わらない暑さで、
夜になってもその不快な暑さの余韻は充分すぎるほど残っている。
相変わらず蒸し暑いなぁなどと思いながら、干潟を向いて煙草を吸っていると、
なんか背後から視線を感じる気が。

振り返ると小学校。時間も時間だし、当然誰もいない。
酒のせいかな、などと思いつつ、やはり気にはなるので目を凝らして小学校を見るが、何も見えない。
やっぱり気のせいか、と正面に向き直ると、右に少し離れたところに、
得体のしれない黒い影のようなものがあった。


597: 本当にあった怖い名無し:2009/04/19(日) 02:54:10 ID:JcbpW4jUO
その影は人の形をしてはいるけど、輪郭がぼやけている感じで、
人ではあり得ないのがすぐに分かった。
と同時に、辺りにものすごい臭いが漂ってきた。
何というか、水が腐ったような物凄い異臭。

しかも、その影が徐々に近寄ってくる。
俺は恐怖と混乱で固まっていたが、
手に持っていた煙草の灰が腿の上に落ちたのを感じて我に返ったらしい。
なんかわからんが、とにかくコイツはヤバい。
そう感じて、チャリも構わず一目散に逃げ出した。

とりあえず明かりを求めて、すぐ近くのコンビニ(数字のやつ)に駆け込んで一息つく。
何とか逃げきったのか、その日はその後特に何もなく終了。


600: 本当にあった怖い名無し:2009/04/19(日) 02:59:16 ID:JcbpW4jUO
翌日。
本当は嫌だったが、寝坊した為に昨夜の遊歩道を通って駅へ。
朝の明るさも手伝って、昨夜は酔ってたから変な夢を見ただけ、
と強気に考えながら、昨夜の現場へ差し掛かる。

そこには俺のチャリが…、というか、だったらしき物が転がっていた。
メーカーのマークやステッカーは、明らかに見覚えがあるものだったが、
それは泥というか、ヘドロのようなものにまみれて異臭を放ち、
また、腐食しているのか、所々錆びて穴が開いているようだった。


602: 本当にあった怖い名無し:2009/04/19(日) 03:04:56 ID:JcbpW4jUO
自分の愛車の変わり果てた姿と、
朝っぱらから嗅いだとんでもない臭いにゲンナリしつつも、とにかく仕事へ向かう。

その帰り道。
朝、俺の愛車のあったところに何も無くなっていた。
まぁこれは、近所の浮浪者が乗って行ったかららしい。
処分するつもりだったのでそれは構わなかったんだが、数日後、その浮浪者が亡くなった。

少し離れた所にある運動公園で死んたでが、その様子が異様だったらしい。
泥だかヘドロだかにまみれて、物凄い異臭を放ちながらの溺死とのこと。
もちろんその公園には、そんな風になるなんて考えらる施設などない。


603: 本当にあった怖い名無し:2009/04/19(日) 03:10:08 ID:JcbpW4jUO
俺はその話を聞いて文字通り固まった。
その場は何とか取り繕ったが、俺が見た物と俺の愛車との関連を想起せざるを得なかった。
ただ、この話には俺の愛車は出てこない。

あのチャリはどこへいったんだろう?
あれに乗ったから死んだのか?
そもそも、俺が見た物は何?

全ては疑問だらけだけど、全てが繋がってると考えるとしっくりくる…

これが俺の体験した不思議で不気味な話。
ちなみに、通勤にJRを使うようになったのはそのすぐ後。

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スーパーの横の赤いドラム缶

昔通ってた小学校の七不思議のひとつに、『○○スーパーの横の赤いドラム缶』っていうのがあった。
 学校からは二百メートルくらい離れているけど、なぜか小学校の七不思議の一つになってた。

 内容としては、
 ・○○スーパーの横にある赤いドラム缶は、もともと青かった。だけど血で赤くなった
 ・ドラム缶の上に水が赤い水が溜まる
 ・上に爺さんが座っているのを見たら、逃げないと捕まえられる
 というものだった。

 それでも隠された場所にあるわけでもなく、歩道に若干はみ出して置かれているので、
いつでも誰でも見ようと思えば見れる。特に気にはしていなかった。
 ところがある日、クラスメイトのAが、「たまってた」と言い出した。

「学校来るとき見たの、ドラム缶に水が溜まってた。赤い水が」
 雨水が溜まったんじゃないかなと思ったけど、今朝も昨日も雨は降っていない。
 そもそも学校行くときに通る道なので、ドラム缶なら私も見た。

「水なんて溜まってなかったよ」

「見間違いかなあ…」
 ちょうど水が溜まるところはさびていて、普通の水が溜まっていても赤っぽく見える。
 きっと見間違えたんだろうとなった。
 それでも放課後になればやはり気になってきて、Aと私で見に行くことにした。
 怖いね、本当に赤かったらどうしようね、なんて言いながら○○スーパー横についた。
 壁と壁の隙間から三分の一ほどは道にはみ出しているドラム缶はやっぱり赤い。

「水なんて溜まってないよ」
 ドラム缶の上に、水は溜まってない。サビが浮いた面が見えるだけ。
 なあんだ、というのと、よかった、というのが半々な気持ちだったけど、やっぱりどこかほっとした。


146: 本当にあった怖い名無し:2012/05/02(水) 02:14:16.24 ID:cR/+zz1y0
 何もないことはわかったけど、薄気味悪いというのがあって、さっさと帰ろうと背を向けた。
 数歩ほど歩いたあたりで、背後でAが突然「あーッ!」と大きな声をあげた。
 振り向くと、Aがドラム缶の方を向いたまま、じりじりとこちらへと後ずさりしている。

 どうしたの、と言いかけて私の動きが止まった。
 さっきまで確かに乾いていて、水など一滴もなかったドラム缶の面から、ぱたぱたと水滴が落ちている。

 そんなわけない、水は確かに無かったのに。
 恐る恐る近づいた。

「ひ…」
 壁と壁の隙間、間近に立たないと死角になるような狭い場所に、人がいた。
 ガリガリに痩せこけて、ボロ布を纏った老人。
 脚を左右に広げてしゃがみこんで、脚の間に手をだらりと下げている。
 枯れ木のように細い手首には、ざっくりと横に切ったような傷が無数にあり、
そこからびちゃびちゃとどす黒いものがこぼれていた。

「きゃあああ!」

「わああああああ!」
 咄嗟に悲鳴を上げて走り出した。
 ドラム缶の面から落ちていた水は、あの腕からこぼれた血だった。
 必死になって走りながら、追ってきてるんじゃないかと気が気じゃなくて、振り向いた。
 ぶしゃっぶしゃっと手首のあたりから血を噴きだし、
左右に腕をぶらぶらと振りながら老人が追いかけてくるのが見えた。

 明らかに異様な風体で、ましてや流血しながら走ってくる。
 それなのに、街中にいる人は誰も気付いてない。
 走って走って、体育の授業でもこんなに頑張ったことないと思うくらい走った。
 大通りに出たとたん、パパッとクラクションの音がして、目の前に車が止まった。
 退社中の母だった。
 真っ青になってるAと一緒に車に乗って、早く逃げて!と絶叫した。


147: 本当にあった怖い名無し:2012/05/02(水) 02:15:02.97 ID:cR/+zz1y0
 何の事だかわからない母は困っていたが、車を出してくれた。
 窓から見ると、あの老人はまだ追ってくる。ぶらぶらと両手を振り、血をまき散らしながら追ってくる。
 それでもさすがに車だと早く、あっという間に見えなくなった。
 ようやくほっとして、母にAを家まで送ってもらい、そのまま家に帰った。
 帰宅して、同居していた祖母に帰宅の挨拶をしに行った(親にそう躾られていた)。

「おばあちゃん、ただいま」

「おかえり」
 病気で目が見えない祖母だったが、挨拶をすると、必ず私の方を向いてくれる。
 怖いことがあったと祖母に話そうとすると、突然祖母が起き上った。
 足腰がかなり弱く、ほとんど車椅子じゃないと移動できない祖母が立ち上がった。

「○さん(母の名前)! 塩持ってきて!」
 言うなり祖母はよたよたしながら玄関に行き、母の持ってきた塩を掴んで玄関に撒いた。
 ついでに私の頭やら肩やらにも塩を振りかけた。
 何が起きてるかわからなかったが、ひとしきり塩をまいたあと、
祖母は手首につけていた数珠みたいなのをはずして私の手首につけさせた。

「これでいいだろう」
 そう言うと祖母は母に支えられてベッドに戻った。
 正直驚いたが、特に何もなく、夕飯になる頃、父が帰宅した。

「玄関先でなにかこぼしたか」
 と父が言うので見に行ったら、玄関の外に、赤茶けた染みが出来ていた。
 翌日からは少し遠回りをして学校に行くようになったので、あの老人を見ることはなくなった。
 私が二カ月後に転校してしまったため、彼女との交流はなくなったが、
Aがあの日からしょっちゅう貧血を起こしては倒れていたことは覚えている。

 これで終わり。長々と失礼しました。

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