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怖い話を集めるブログ

怖い、不思議、謎な話をネット上から拾ってきます。

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あるカメアシ

僕は都内でエロ系の撮影現場で働くカメラマンのアシスタントです。
数年前後味の悪い体験をしたのですが、驚くことに今年の5月頃に
テレビで芸人さんがとてもよく似た話をしていました。

内容はかなり割愛されて核心の部分は語られてはいませんでした。
放送用にアレンジされていたのか、またはその芸人さんも核心を知らないまま
誰かから伝聞しただけなのかもしれません、だけど僕が触れたもののことだと思います。

2度飛んだ男という話です、あるテーマについて芸人さんたちが、
それぞれの話をするというある人気のある番組で放送されたので、知っている人は知っていると思います。

僕はフリーなので何人かのカメラマンの助手としていろいろな現場を渡りあるいています。
そんななかで半年に1、2回入る現場がありました。そこは鬼畜系SMのハードな現場です。 
そこの助監督さんと顔見知りでよく話をしていました。
その人との最後の現場のときに聞かされた話です。 

撮影現場で昼の食事休憩中にいきなりその人がADが最近死んだんだと言いました。
なんとなく顔を覚えていたその現場にいつもいたADは確かに今回はいませんでした。
精神を病んでしまい自殺してしまったそうです。

ただその死に方は少し異常です。
建物から飛び降り自殺をしたのですが最初の1回目で死ぬことができず
そのまま立ちあがってまた同じ場所から飛び降りて死んだというのです。

このくだりが芸人さんの話として放送されたところです。
建物の階段部分にADの血痕が点々と残されていたので 
他殺の線で警察も聞き込みをしましたが、司法解剖の結果からみて自分の意思で
2回飛んだ自殺ということでこの件は終了したそうです。

「実はさあ、あいつが死んだ日、俺あいつから電話もらったんだよねえ。」
助監督がちょっと怖い目で話だしました。


175: あるカメアシ:2010/08/08(日) 00:22:40 ID:1SPHGXmG0
「別の仕事で電話でれなくてさ 留守電にメッセージが残ってるんだ・・・」

電話を取り出すと助監督が電話を取り出しました。
まさかと思ってると助監督がちょっとそれ聞いてみてくんないと、僕にそれをよこしてきました。

気持ちの悪い話だったし、特に友達でもないのになくなってしまった人の声なんか聞きたくない 
でも助監督の無言の圧力に屈する形で電話機のボタンを押して耳に当てました。 

機械音と発信音の後
「OOさん・・・ はぁはぁ・・OOさん・・・」
息遣いの異常に荒い声で助監督の名前を呼び続けるAD
聞き覚えのあるような声 

ADは少し泣いているみたいでぐしゅぐしゅ鼻音がします。 
そしてそのADの声の後ろで
「・・・こっちこっち・・・・・・こっち」
と3回ほどこっちと呼ぶ若い女の声がかすかながらはっきりと聞こえました。

ぴーっという発信音で我に返った僕は鳥肌がたち、聞いちゃいけないものを聞いたと直感しました。

「たぶんな それ時間的に最初に落ちた直後だと思う、変にひきずるような音あるでしょ」
「ちょっと!気味の悪いの聞かせんなよ!」
助監督はちょっと怒り気味の僕をまばたきもしないで、見つめるのでまた鳥肌がたちました。

「おまえも聞こえたよな?」
「は?」
「おまえも女の声聞こえたよな?」
僕がうなずくと助監督は納得したように大きく息をつきました。
 

176: あるカメアシ:2010/08/08(日) 00:56:28 ID:1SPHGXmG0
確定はできないけど飛び降りの現場で、その電話をADがしてきたのなら
その声の女がそこにいたというのは、他殺の疑いもでてくると思いました。
警察には知らせているのかと聞くと助監督は知らせてないといいました。

「事件かもしれないから知らせたほうがいい」
「うんその必要ないわ たぶん その女生きてる人じゃない」
助監督は何もかも知っているようでした。

「変なの聞かしてわるかったな、知っておいてほしかったんだ」
そういって助監督はいってしまい、その現場でその話はそれっきりでした。

今でもその現場にいくことはありますがその助監督はもういません。
その時の撮影現場の後失踪中です。

その助監督とADはもう潰れてしまったメーカーから流れてきた人達だったらしく 
そのメーカーはレイプものの作品で、かなり女優にぎりぎりのことをしてきたらしいのですが 
あの留守電の女の声と因果がありそうなのはそれくらいです。

ADの自殺は噂になったので、その芸人さんのところまで伝わったんだと思います。 
助監督が何を知っていたのかはわかりません。
長文で失礼しました。

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変質者

20年ほど前にあった話
昔、自分が住んでいた地区での出来事

その地区では小学校近辺を中心にボランティアが子供の下校時刻にパトロールをしていた
ボランティアの人は黄色いタスキをかけ、一人小学校近くの交差点で旗を持ち、
もう一人はステッカーを貼った軽自動車で周辺を巡回していたので
街の人も服装でボランティアの人だと分かるようになっていた

夏休みも終わってすぐのこと、小学生三人が下校中に変質者に襲われた
特に危害を加えてくるわけではなかったが奇声をあげにじり寄ってきたそうだ
三人は逃げようとすると、すぐ近くに巡回ステッカーを貼った軽が徐行していたらしい

慌てて車を叩き変な人がいると騒ぎたてる小学生
運転席からオバサンが顔を出し「乗れ」と言ってきた
一人が乗り込み、残り二人も乗り込もうとすると軽は扉を開けたまま急発進したそうだ
車を追いかけるも引き離され、いつの間にか変質者も見当たらないため
二人は小学生へと引き返しそこで先生にあった事を伝えた

最初は変質者の事ばかり気にしてた先生だが、
その日の車巡回が男の大学生であることがわかり誘拐事件として警察に連絡したそうだ
結局、さらわれた男の子はその日の深夜に市内の路上で発見され、
病院に搬送されて命に別状がないのが確認された
奇妙なことに男の子の右腕には深い歯形が残されていたらしい

記憶を頼りに書いたので細かいことはあまり覚えていないが、
事件が起こった時は学校中で話題になった
歯形のついた子は二学年下なので直接の面識はなかったが、
この事件の影響でしばらく集団下校になってしまってとても窮屈だったのを覚えている
オバサンの正体は結局不明のままらしい

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双眼鏡

漏れにはちょっと変な趣味があった。
その趣味って言うのが、夜中になると家の屋上に出て
そこから双眼鏡で自分の住んでいる街を観察すること。

いつもとは違う、静まり返った街を観察するのが楽しい。
遠くに見えるおおきな給水タンクとか、
酔っ払いを乗せて坂道を登っていくタクシーとか、
ぽつんと佇むまぶしい自動販売機なんかを見ていると妙にワクワクしてくる。

漏れの家の西側には長い坂道があって、
それがまっすぐ漏れの家の方に向って下ってくる。
だから屋上から西側に目をやれば、その坂道の全体を
正面から視界に納めることができるようになってるわけね。

その坂道の脇に設置されてる自動販売機を双眼鏡で見ながら
「あ、大きな蛾が飛んでるな~」なんて思っていたら、
坂道の一番上のほうから物凄い勢いで下ってくる奴がいた。

「なんだ?」と思って双眼鏡で見てみたら全裸でガリガリに痩せた子供みたいな奴が、
満面の笑みを浮かべながらこっちに手を振りつつ、猛スピードで走ってくる。
奴はあきらかにこっちの存在に気付いているし、漏れと目も合いっぱなし。

ちょっとの間、あっけに取られて呆然と眺めていたけど、
なんだか凄くヤバイことになりそうな気がして、急いで階段を下りて家の中に逃げ込んだ。

ドアを閉めて、鍵をかけて
「うわーどうしようどうしよう、なんだよあれ!!」って怯えていたら、
ズダダダダダダッって屋上への階段を上る音が。明らかに漏れを探してる。

「凄いやばいことになっちゃったよ、どうしよう、まじで、なんだよあれ」って
心の中でつぶやきながら、声を潜めて物音を立てないように、
リビングの真中でアイロン(武器)を両手で握って構えてた。

しばらくしたら、今度は階段をズダダダダッって下りる音。
もう、バカになりそうなくらいガタガタ震えていたら、
ドアをダンダンダンダンダンダン!!って叩いて、
チャイムをピンポンピンポン!ピポポン!ピポン!!と鳴らしてくる。
「ウッ、ンーッ!ウッ、ンーッ!」って感じで、奴のうめき声も聴こえる。
心臓が一瞬とまって、物凄い勢い脈打ち始めた。

さらにガクガク震えながら息を潜めていると、
数十秒くらいでノックもチャイムもうめき声止んで、元の静かな状態に……。
それでも当然、緊張が解けるわけがなく、日が昇るまでアイロンを構えて硬直していた。
あいつはいったい何者だったんだ。

もう二度と夜中に双眼鏡なんか覗かない。

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鈴の音

一時期、普通に歩いてるだけで鈴の音がする時がありました。
自分でも聞こえるし、周囲の人にも聞こえる人は聞こえる。
もちろん鈴なんて持ってないんだけど・・・。


よく厄介事に巻き込まれる気質で、
自分で招きこんでいる事もあるけど、謂れのない事象に巻き込まれる事も多い。
そのせいか心配した友人からよく厄除けのお守りを貰う。

でも、そのお守りというのが必ず潰れてしまったり、
壊れてしまったり、なくしてしまったりと一年間手元にある事自体が少ない。
はじめは、貰い物なのに申し訳ないなと思っていたんだけど、
それが何年も、何十回と続くと奇妙で、
もしもお守りを持ってない状態だと何が起こるのだろうと思い始めてきた。

最近、貰った厄除けのお守りが残り一つという事もあり、自分でお守りを購入した。
京都の六波羅のもので、シャンシャンと耳触りのいい鈴でたいそう気に入った。
お寺の人に肌身離さずつけとくといいよーと言われたので携帯につけたが、
電話の時に揺れてしまうためか煩いので外す事が増えた。

ある日、寝床に入って携帯をいじってると、シャンシャン煩くて寝れないと隣で寝てた子に怒られた。
確かに煩いなと外して、パソコン横の箱に入れた。
寝床に戻り、うつらうつらし始めていると、シャンシャンと鈴の音が聞こえる。
箱が落ちたのかと見てみたが、定位置のまま動いていない。

どうしたんだろか覗いてみたが、他にも鈴つきのストラップとか色々入っているんだけど、
他は静かなのにお守りだけ鳴ってる。
寝ぼけてるのかと思って、鈴を座布団の上に置き、また寝床に戻るとシャンシャン聞こえる。

耳鳴りか何かかと思っていたんだけど、隣で寝ていた子が鈴煩いと呟くので、幻聴ではない様子。
仕方なく握りしめて寝たら、鈴は静かになった。
その後は暫く不自然な鳴り方はしなかったんだけど、外泊した時にけたたましく鳴り始めて吃驚した。

結構な音だったのに誰も起きてこなくて、枕の下に押し付け、毛布でくるみ、
敷布団の下に埋めて何とか音を鎮めた。
何が原因なのかはわからないけど、何故か肌身離さず持ち歩いてしまっている。
何かから守ってるのか、何かを呼びこんでるのか分からないけど、この鈴はどうしたもんなんだろう。

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花嫁

もうずいぶんと前のこと。

なくなった爺さんの13回忌で田舎(信州の松本)に帰った。
実家はすでになくなっていたので、法事の前夜
母と俺は松本のすぐ近場にある温泉街のホテルに泊まることにした。

温泉は24時間いつでも入れる。俺は広い風呂が久しぶりで楽しく、
真夜中に一人湯船で泳いだりして遊んでいた。
気がつくと午前1時を回っていた。これはいくらなんでも遅すぎる、
明日の法事に差し支えるというので部屋に戻って眠ることにした。

風呂場は半地下にあり、俺の部屋は3階だった。
もうホテル内の照明は落とされており、足元を照らす薄暗い常夜灯があるばかり。
人気の完全に途絶えたエレベーターホールからエレベータに乗り、3階で降りた。

そこを左に曲がると、まっすぐな廊下があって俺の部屋はその廊下の真ん中から少し手前くらい。
長さにして20メートルほどだったか?廊下の突き当たりは、非常階段に通じる鉄の扉。
薄暗いその廊下に一歩足を踏み出したとたん、俺はその場に凍りついた。

廊下の向こうの端に、文金高島田というのかとにかく和装の、花嫁さんが立っていたからだ。

そしてその花嫁さんは、ゆっくりとこちらに向かって歩いてくる。
俺もその場に立ち止まっているのもおかしいと思い、自分の部屋に向かって歩き出した。
花嫁さんはこちらに進み、俺はそちらに向かって歩いてゆく。

すれ違った瞬間、花嫁さんは小さく会釈をした。白粉の匂いと衣擦れの音がした。
俺は自分の部屋にたどり着き、花嫁さんのほうを振り返った。
ちょうどエレベーターホールのほうに曲がっていったところだった。

結構大きなホテルだったし、翌日は日曜日だから結婚式のリハーサルでもあったのかなあ、と漠然と感じた。
とにかく恐怖感はなかった。

翌日の法事も無事に済み、東京に戻った俺は友人(女)に
「こんなことがあった」
と真夜中の花嫁さんの話をした。


774: 本当にあった怖い名無し:2011/11/11(金) 23:58:31.20 ID:Shb+jUyB0
友人はこの話に異常に食いつき、そのときの状況を絵に描いて説明しろという。

20メートルの廊下。
俺の部屋はその真ん中から少し手前。
花嫁さんが最初に立っていたところは、非常階段に通じる鉄扉の前。

「あんた、その人とすれ違った、っていったわよね」
「うん」
「おかしくない?廊下のむこうとこっちから歩き始めたなら、どこですれちがうっていうの?
だって、あんたの部屋、廊下の真ん中より手前にあったのよね」
「・・・うん」
「あんた、よほどゆっくり歩いていたの?」
「いや・・・そんなことはないけど・・・」
「あのね。花嫁衣裳ってとてもきつくて重くて、ゆっくりしか歩けないのよ。
 まして頭まで作ってあったんなら、重たくて一人でバランスをとって歩くことも難しいんだから。
 なんでそんな格好をした人がそんなに早く歩けるの?」

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