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怖い話を集めるブログ

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腕章の少年

私が昔住んでいた大阪S市では奇妙な噂が流れていました。
以下がその内容ですが、何せ10年も前の話なので記憶が定かではありません。

「夕方から夜にかけてナチスの腕章をつけた少年が街を徘徊している。」
「その少年と目が合うと警棒を持って追いかけられる。」
「片足が義足であるというのにすごいスピードで、自転車で全力疾走しても追いつかれそうになった。」
「いつも3匹~5匹くらいの犬を連れている。」

その噂の共通点は確かこんな具合だったと思います。


当時は学校の怪談ブームで口裂け女などが流行っていたので、
恐らくその類の物だろうと私は内心バカにしていたのですが、
この噂が一気に現実味を帯びた事件が一度、ありました。
記憶力の良くない私でもこの出来事は鮮明に覚えています。

その日は中学一年生の丁度今くらいの時期で、残暑でとても蒸し暑い夕方でした。
私は部活が終わってから教室に忘れ物を取りに行ったか何かで、
いつも一緒に帰るグループとは別れ1人で下校していました。

下校途中、私たちの間で大東の坂道と呼ばれていた暗く細長い坂道に差しかかった時です。
向こうから歩いて来る異様に細長い人影が見えました。

「あっ! やばい。」

私は瞬間的にそう思いました。何故ならその人影は5匹の犬を連れているのです。
しかし、前述のとおり私には怪談の類をバカにしているところがあり、
また少年時代特有の好奇心から歩みを止めず進んでいきました。
さすがに直視する勇気は無かったので俯きながら歩いていきました。

そして坂も中腹くらいに差しかかった時です。

突然前方から変な音が聞こえました。



99:腕章の少年:2007/09/05(水) 23:28:54 ID:XurkwOIH0
その音は
「サバンッ、サヴァンサヴァンッ」とでも表現すればよいのか、
とにかく奇妙な音でした。

突然そんな音がするものですから、私はついつい首をあげてしまいました。
そして、見てしまったのです…。 その腕章の少年を。

その少年は年のころは僕と同じくらいに見えましたが、異様に顔色が青白く、頬はこけ、
露出している腕は白く枝のように細いのです。
しかしその腕にはしっかりと…例のナチスドイツのハーケンクロイツの腕章が巻かれていました。
また噂どおり足は義足の様でした。
そして何より印象的だったのは少年の鋭く異様な光を帯びた眼光でした。
そこで私は「しまった!」と思いました。少年の鋭く光る目を見てしまったからです。
その瞬間彼の目が一瞬白眼になったように見え、頭上に上げた左手には警棒が握られていました。

私は振り返ると全力で大東の坂道を駆け上りました。

この坂道は全長40メートルほどの急な坂道で
腕章と目が合った位置から坂を上りきるまで20mほどありました。
その20mほどを全力で走っている間、
後ろから「サバンッ サバンッ サバンッ」という音が聞こえてきます。
それはどうやら腕章の連れている犬?(今思うとそれが犬だったのかどうか定かではありません。)
が吼えている鳴き声のようでした。

その証拠に音は幾つも重なって発せられ、徐々に近づいてくるのがわかります。
私は当時陸上部に所属し、学年でも3本の指に入るくらいの俊足だったのですが、
「サバンッ」の音は近づいてくるばかりです。
冷汗まみれで半泣きになりながら急な坂道をとにかく全力で走りました。
わずか20mほどの坂道がとても長く感じられました。

そして、「サバンッ」の音が本当に間近、つい足元から聞こえてくるくらいのところで、
なんとか坂を登りきったのです。



101:腕章の少年(ラスト):2007/09/05(水) 23:31:43 ID:XurkwOIH0
大東の坂道を登りきったすぐ横には小さな商店があって、
私は半泣きになりながらそこへ駆け込みました。

その店にはいつも寝ている、役立たずの番犬がいました。しかし私が店に入った瞬間「キャンキャンキャン」と激しく吼えまくっていたのが鮮明に聞こえてきました。

店主のおばちゃんは僕の様子を見ると、
「会ってもうたんやな…」とため息混じりにつぶやくとこう続けました。
「もう大丈夫や“あれ”は動物見るとしばらく来えへんから。兄ちゃん運動やってるやろ?
 あぁ…やっぱり、運動やってる子はよく狙われるんや。まあ安心し。
一度会ったら明日以降はもう大丈夫やから。
ただ今夜だけは気をつけて。
部屋の窓は絶対閉めとくんやで。もしなんかペットを飼ってるんなら今夜だけ外に出しときや。
あれは動物がおると何もしてこうへんから。それと帰るんなら今の内うちやで。さ、はよし。」
こういうと私を外に連れ出し坂道の下まで一緒に来てくれました。
そして、「なるべく急いで帰りよ。」と付け加えると帰っていきました。

私はまた半泣きになりながら大急ぎで家に帰りました。
そして親が止めるのも聞かず普段座敷犬として
飼っている犬のトシヒコを家の外につないでおきました。



そしてその晩。



私は部屋の戸締りをいつもより厳重にと雨戸を閉めている時です。
すぐ近くで近所で例の「サヴァンッ」の声が聞こえたのです。
そしてトシヒコが必死に吼えている鳴き声も聞こえました。
その夜はほとんど寝付けず夜通し電気はつけっぱなしでした。

以上が腕章の少年にまつわる私の体験した話です。


長文スマソ。
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4509441.html
トシヒコかわいそう。しかし仕事したな。
全体的には「物語感」があるけど、読み物としては面白い。


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ビデオに映る女

436 :本当にあった怖い名無し:2012/03/29(木) 01:38:50.22 ID:SUdHg+GZ0
長文になる上にあまり怖くないかもしれないが、
奄美のとある海岸でビデオ撮影をした時の話。

俺の家族、全員が思い出に残るようにって、
ビデオカメラをスタンドに固定して撮るんだよ。
で、兄弟とかで海で遊んでたんだよ。
その時は奄美に住んでる叔父とか従弟達も一緒だった。

まぁ、遊び疲れて、叔父の家に帰ってみんなでそのビデオを見たんだよ。



420:本当にあった怖い名無し:2013/04/22(月) 22:24:13.87 ID:WkI8AT4h0
>>419続き

437 :本当にあった怖い名無し:2012/03/29(木) 01:40:16.75 ID:SUdHg+GZ0
最初から身の毛がよだつ映像だった。
映像の真ん中ぐらいだったかな。裸の女の人がぼんやり映ってたんだよ。
髪が滅茶苦茶長くて、でも顔ははっきり表情まで見えた。

ぼんやり映ってたのに表情まではっきり見えたって
矛盾してるかもしれないけど、マジでそう見えた。
心霊映像とかであるような睨んでるっていう表情じゃなくて笑ってたんだよ。
しかも、楽しそうに。何が楽しいのかは分からないけど。



421:本当にあった怖い名無し:2013/04/22(月) 22:25:16.23 ID:WkI8AT4h0
>>420の続き

で、家族全員何かに憑りつかれたようにテレビに見入ってた。
五分ぐらいしてからだったかな。
その女の人が徐々にカメラに近付いてきてるって分かったのは。
もう、全員顔が真っ青だった。
でも、ある瞬間におかしな事に気付いた。

その女の人の前を従弟が通り過ぎた。
通り過ぎたはずなんだよ。なのに、女の人はビデオに映ったままだった。
分かりにくいかもしれないけど、従弟が女の人の前を通り過ぎたら普通、
従弟の影に隠れて女の人は見えなくなるだろ?
それがなくて、女の人はずっと映り続けた。

その時に少なくとも俺と叔父は気付いた。
―ビデオに映ってるんじゃなくて、画面に映ってるんだ。
つまり、そいつは俺達の背後に。
叔父は思わず振り向いたんだろうな。
叔父の悲鳴が聞こえて、俺達は一斉に散り散りに逃げた。
テレビの横がリビングと廊下を繋ぐ扉になっていたのが助かった。
後ろを振り向かずに済んだんだから。



423:本当にあった怖い名無し:2013/04/22(月) 22:27:36.69 ID:WkI8AT4h0
>>421の続き

438 :本当にあった怖い名無し:2012/03/29(木) 01:42:17.43 ID:SUdHg+GZ0
外はもう暗かったが、叔父の家の前に全員飛び出した。
みんな顔が真っ青だったが、叔父が一番顔色が悪かった。
親父が叔父に「何がいたんだ?」って聞いても、震えて口を開こうとしない。
結局、問い詰めても叔父は口を開かなかった。



424:本当にあった怖い名無し:2013/04/22(月) 22:28:37.66 ID:WkI8AT4h0
>>423の続き

今となってはアレが何だったかは分からない。
あのビデオを再び見たが、女の人は映らなかったからだ。
やはり俺達の背後にいたらしいんだな。
でも、叔父の怯え方は女の人を見ただけとは思えなかった。

何故なら、叔父はこれまでも幾度となく心霊体験を体験したらしく、
そういうのには全く怖がらないのだ。
その叔父が何故あそこまで怯えたのか、それも今となっては分からない。
叔父はその四日後、風呂場で溺れて亡くなったからだ。
そして一番の疑問は、どうやって女の人はテレビ画面に映ったか、だ。
俺達は全員『テレビの前に』座ってた。
つまり、女は俺達に遮られてテレビの画面に映ることが出来なかったんだよ。

これは四年前に俺の身に起きた実話。
俺は未だにあの女の楽しそうな笑みを忘れることが出来ない。


情景が浮かんでくるようなお話。同じようなことでも、怖く感じるモノとそうでないモノがあるので、その辺りもこの話の怖いところ。


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地を這うもの

7~8年前、茨城の下妻に出張した時のこと。
宿泊したのは、下妻の繁華街(?)から車で少し行ったとこ。
地ビールと温泉があって、出来たばかりなのか新しくてきれいだった。
温泉に入り、地ビールでご機嫌になった俺は、ロビーのテレビで野球中継を見てた。
俺の他にもロビーには4、5人いて、それぞれ思い思いのことをしてた。
突然『ギャーッ!』というような、女性の叫び声が聞こえた。
テレビからじゃない。
何だ?と思って辺りを見回すが、特に何もない。



900:本当にあった怖い名無し:2008/09/05(金) 01:15:54 ID:Lx6XZFJ0O
でも、何かおかしい。
あんなでかい声なのに、誰も聞こえてないみたいだ。
不思議に思って、もう一度周りを見る。
すると、一人の女性と目が合った。

『あなたも聞こえたの?』ってな感じでこっちを見てる。
黙って頷くと、その人はこっちに寄って来て小声で話し掛けてくる。
『何なんですか?他の人には聞こえてないみたいだし…』
いや、そんなこと俺にも分からんし…、と思っていると
『あっちの方からでしたね…』
と、外の駐車場の方を指差した。



901:本当にあった怖い名無し:2008/09/05(金) 01:17:24 ID:Lx6XZFJ0O
確かに、叫び声は駐車場の方からだったけど、そのホテルの駐車場はかなりの広さ。
しかも、明かりはあるけど、それでもかなり暗い。
ロビーから覗き込んでると
『行って…みます?』
とか、ありえないことを言い出す。
残念なことに、男らしく「無理!」と断言するには、その女性は若くて可愛いかった…

ちょっと下心を持ちつつ、一緒に外へ出る。
駐車場は、ホテルの出入り口を出て、車が対面通行出来るくらい広い道を挟んで向こう側。
おっかなびっくり道を渡り駐車場へ。
その時女性が駐車場の奥を指差し
『あそこ!』
とか言ってる。



902:本当にあった怖い名無し:2008/09/05(金) 01:18:34 ID:Lx6XZFJ0O
指差してる方を見る。
RV車が止まってた。
「車だよ?」
『…その下の。…何?』
よく見ると、その車の下に何かある。
というより、何か…いる!
人が地面に寝転がって、もがいてるみたい。
さっきの叫び声は、こいつが誰かに襲われて出したのか?

怪我でもしてるのかと思い、急いで近づく。
少し行ったところで
『ちょっと待って』
と女性から。
?と思い振り返ると、女性が震えてるみたい。
『何?あれ何?』
俺は視力が良くないのではっきりは見えないが、人がうつ伏せになってるように見えた。



903:本当にあった怖い名無し:2008/09/05(金) 01:21:29 ID:Lx6XZFJ0O
急がなきゃ、と小走りで駆け寄る。
が4、5歩進んで止まる。
這いずりながら、それは近づいて来ていた。
見た目は人だが、動きが人っぽくない。
「何か…ヤバいぞ…」
そいつは、ゆっくり顔を上げようとした。

直感的に、目があったらヤバい、と思い、ダッシュでホテルへ。
途中、固まってた女性の手を取って、半ば引きずるように中へ。
ホテルの中は、さっきと変わってなかった。
強いて言えば、ゼイゼイ言いながらホテルに飛び込んで来た二人組に、
奇異の目が向けられたくらい。



904:本当にあった怖い名無し:2008/09/05(金) 01:22:43 ID:Lx6XZFJ0O
「ついてきてるかな?」
『わからない…』
恐る恐る後ろを振り返って、自動ドアのガラスの方を見ると、取りあえずは何も見えない。
ホッとして、二人とも地ベタに座り込む。
その日はお互いにそのまま各自の部屋へ、グッタリして戻った。
ただ、とてもじゃないけど怖くて寝れないので、翌朝まで明かりを点け、テレビを見て過ごす。
翌朝8時頃、チェックアウトの為フロントへ行くと、
ホテルの従業員らしき人が首を捻りながら自動ドアを拭いている。



905:本当にあった怖い名無し:2008/09/05(金) 01:24:56 ID:Lx6XZFJ0O
どうしたのか聞いてみると、ドアガラスの外側に
手の跡がついていて、いくら拭いてもおちないらしい。
見てみると、ガラスの真ん中やや下あたりに、ベタベタといくつか手の跡が。
昨晩のことを思い出してうすら寒くなり、速攻でチェックアウトしてホテルを後にした。
後で気付いたんだが、

あの女性の連絡先を聞きそびれてた。
もったいないことをしたな…

http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4439013.html


以前、知人の女性がよくつまづいていて、どんくさいなぁと思っていたのですが、本人は「地面に誰かいて、つまづいた」とよく言っていた。僕自身、何もない平坦な場所でつまづいたりするので、そういうのもあるのかなぁ。



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あるホテルマンの話

839 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/06/29(火) 13:55:28 ID:zxP0DBDF0
道東にある某ホテルでフロントをしています
先日、予定到着時刻を大幅にオーバーしていらっしゃるお客様に、
お電話させていただいたところ、

「あ、すみません。道に迷ったみたいで」

との事。どうもお車を運転なさってるようでしたので、早々に電話を切りあげ、
その後、交代の時間になったので帰宅しました。

次の日の朝刊を見てみると、お客様が事故でお亡くなりになっていた事が判明。
目撃者ありの事故だった為、具体的な時刻が書いてあったのですが、
私がお電話する2時間以上前でした
一体どこで迷っていらっしゃったのでしょう…

更に、これは昨日の事なのですが、私のプライベートの携帯に、
くぐもった、うめき声の様な音が47秒にわたって留守碌されていました
本日16時より、お払いに行ってくる予定です

http://hozondojo.blog7.fc2.com/blog-entry-376.html


この平坦な感じの投稿が気持ち悪い。ネタなのかなぁと思うんだけど、じんわりと冷たい感じのするお話でした。


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